Bali Hotels

バリへの旅 – シティガイド

神々の島と呼ばれるバリ。美しい海とビーチに囲まれ、いくつかの火山が点在する熱帯雨林に覆われた島です。島に鮮やかな彩りを添えるのが、生活に溶け込んだバリ・ヒンズー教です。数千の寺院があり、毎日どこかで儀式が行われています。

バリ: 島の概観と見どころ

大半の大型ホテルは島の南部に集中しています。空港やバリ島の州都、デンパサールの南には高級ホテルが集まるジンバランやブキット半島があります。活気あるクタは古くからの観光のメッカです。それに隣接するトゥバン、 レギャン 、スミニャックもビーチを楽しむ観光客とサーファーで賑わいます。サヌールはよりファミリー・フレンドリーな地区です。静かな棚田に囲まれたウブドはバリ島文化の中心地。島の中央部には勇壮な姿を見せる火山がいくつかあり、北部と西部は開発が進んでいない静かな地区です。

ビーチライフとは一味違うバリを体験したいなら、絶景地に建つ寺院を訪れてはいかがでしょう。海に浮かぶタナロット寺院は夕日の美しさで有名です。島最南端の断崖絶壁に建つウルワツ寺院や山に囲まれた湖畔に建つ17世紀建立のウルン・ ダヌブラタン寺院もぜひ訪れたい見所です。

コンシェルジュからのおすすめ...

●       ウブド市街からすぐの自然保護区モンキーフォレストは、緑豊かな森の中でたくさんの猿と間近に触れ合うことができます。

●       堀に囲まれた荘厳なタマンアユン寺院は、美しく整備された庭園で静かな時間が過ごせます。

●       クルンクン王朝のスマラプラ王宮跡にあるかつての裁判所、クルタ・ ゴサをぜひ訪れみてください。天井に描かれた地獄絵は見応えがあります。

●       「象の遺跡」とも呼ばれる９世紀頃の洞窟遺跡、ゴアガジャは、神秘的な雰囲気が漂う場所です。

バリのレストラン

屋台の麺類からワルンと呼ばれる家族経営の小さな食堂、西洋料理の超高級レストランまで、バリ島では様々な場所で実に多様な食を体験できます。バリ島はまた、インドネシアでは珍しい非イスラム教圏で、豚肉料理も人気があります。地元料理に欠かせないのが、唐辛子が主体の辛み調味料サンバルです。スプーン一杯ほどのせると料理の味がさらに引き立ちます。

バリ島南部のクタ、スミニャック等のリゾートとウブド周辺には超高級店からお手頃価格の食堂まで、各国料理を提供するレストランがたくさんあります。ビーチサイドに軒を連ねるのはもちろん、多数のシーフード専門のレストランです。バリ島やインドネシアの郷土料理を提供する簡易食堂は街のあちこちにあるので、気軽にのぞいてみることをおすすめします。

シェフからのおすすめ...

●       ナシチャンプル: 白飯、ゆで卵、肉や魚のカレー、豆腐、野菜料理等を少量ずつ一皿に盛った料理です。

●       ミー ゴレン: エビ、肉、野菜、卵が入った甘い調味料、ケチャップマニス味の焼きそばです。油で揚げたシャロットや卵焼きをのせていただきます。

●       ラワール: ひき肉、ココナッツ、野菜に様々な香辛料や香草を入れて煮込んだバリの伝統料理です。

●       バビグリン: 豚の丸焼き。白飯、ラワールとともに提供されます。

バリ島でのショッピング

お土産ものの屋台から ハンドメイドの高級バティック専門店まで、バリ島のお買い物は本当に楽しいです。街角の商店やマーケットでは値引き交渉が普通ですが、ショッピングモールや高級ブティックでは正札販売です。

一時はサーフショップが多いことで有名だったクタですが、今はそれも少し鳴りを潜めエアコンの効いた有名ファッション店やストリートマーケットが増えました。クタだけでなく、スミニャック、ヌサドゥア、州都デンパサールにも大型のショッピングモールがあります。バリ島中部のウブド はバリ芸術の中心地として知られ、工芸美術品の産地として有名です。日常品や伝統的な品々は島内の至る所で購入できます。

バリ島でおすすめのお土産

●       サロン: インドネシア風の腰巻きです。両端にボーダー柄があるのがバリ風。伝統的な幾何学模様からビーチをモチーフにした現代的なデザインまで、様々な柄のものがあります。

●       バティック: カラフルで繊細な柄の布です。伝統的なバティックは時間をかけて手描き、あるいは型押しで作られたろうけつ染めです。

●       コピ ・ルアック: 世界で最も高級と言われるコーヒーです。バリ島北東部、キンタマーニ地方の特産品。ジャコウネコが食べた未消化のコーヒー豆を集めたもので、ジャコウネコ体内の酵素により苦みがとれ、独特の芳醇な香りが立ちます。

バリ島の文化芸能 & ナイトライフ

カラフルな伝統文化はバリ島の人々の日常生活に生き続けています。街のあちこちで儀式が行われ、花や果物で作った神様へのお供え物が飾られています。夕刻になればガムランの響きがどこからともなく聞こえてくることも。その反面、世界中から観光客の集まるバリ島には多数のバーやクラブがあり、国際的に有名な DJ も頻繁に出演します。クラブが賑わいを見せ始めるのは深夜０時頃からです。

バリの伝統文化を満喫したい方にはウブドがおすすめです。今風に遊びたいなら島の南部を散策ください。大勢の観光客でにぎわうクタにはクラブやカクテルバー、パブが軒を連ねています。同じように活気あるナイトライフが楽しめるのがレギャン、スミニャックはそれより高級感のあるエリアです。ヌサ・ ドゥアやブキット半島のリゾートホテルには娯楽施設が併設されているところもあります。静かでリラックスした夕刻を過ごしたければ沿岸部からはなれた場所が無難です。

バリ島の文化を体験

●       デンパサールのバリ博物館では伝統芸能で使われる仮面やガムランの楽器、絵画やテキスタイルなど、バリ島の伝統文化／歴史に関する展示をしています。

●       ウブドのメインストリートにあるウブド・パレスでは伝統舞踏をほぼ毎夜上演しています。

●       同じくウブド中心部にあるOka Kartini では人形影絵劇、ワヤン・クリを毎夜上演しています。

バリ島でのレジャー

多くの旅行者にとって、バリ島でのレジャーと言えば砂浜での日光浴や海水浴でしょう。バリ島の豊かな歴史を感じさせる多数の寺院や棚田等の緑豊かな景色も多くの人を惹きつてやみません。

南部に比べてあまり観光地化されていないバリ島の北海岸、 ロヴィーナは色鮮やかな珊瑚礁で知られ、スキューバダイビングやスノーケリングが楽しめます。ここはまた、沖合で遊ぶイルカを見ることもできます。

バリ島で楽しむアクティビティ

●        ウォーターボム・バリ: スライダーが10個以上のあるアジア最大級のウォーターパークです。

●       バトゥール山: 山頂から日の出を拝む２時間のトレッキングに挑戦してみませんか。ガイドを雇ったりツアーに参加するのがおすすめです。

●       ホワイトウォーター・ラフティング: アグン川で楽しむラフティングです。すべての年齢、レベル向けのコースをご用意しています。