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国宝5城のひとつ犬山城は、室町時代の天文6年（1537）に織田信長の叔父、織田信康によって建てられたといわれてます。 天守は現存する日本最古の様式で、木曽川沿いの小高い山の上に建てられた「後堅固（うしろけんご）の城」で、中山道と木曽街道に通じ、木曽川による交易、政治、経済の要衝として、戦国時代を通じて重要な拠点でした。そんな戦国の三英傑が奪い合った重要な城、国宝たる歴史を肌で感じることができる犬山。 天守最上階からの眺めは絶景です。

木曽川沿いには、国宝である現存する最古の天守閣を有する犬山城。そのふもとの城下町では、昔ながらの町家や歴史ある名店に出会えます。川沿いの遊歩道が続く、静かで穏やかな周辺エリアも大きな魅力です。

ホテルに隣接する⽇本庭園、有楽苑。 そしてなかに佇む国宝茶室 「如庵」は、織田信長の実弟、有楽斎によって造られた国宝茶席三名席のひとつ。 柔らかで落ち着きのあるミステリアスな空気に包まれて、あなただけの非日常を。

犬山祭は、寛永12年（1635）に始まる針綱神社の祭礼で、4月の第1土日曜に行われます。この祭りは国の重要無形民俗文化財に指定されています。愛知県の有形民俗文化財に指定されている3層の車山13輌が城下町に繰り出し、笛や太鼓に合わせてからくり人形を披露します。夜は、各車山に365個もの提灯がともされ、満開の桜並木の城下町を練り歩くさまは、豪華絢爛、まるで錦絵を見るようです。

犬山の夏の風物詩「木曽川鵜飼」。 飛鳥時代より1300年の歴史を持つといわれている伝統漁法、木曽川鵜飼いが今年も始まりました。通常は夜に行われる鵜飼いですが、ここ犬山では、日本で唯一の「昼鵜飼」が行われています。名勝木曽川の景色と共に、鵜匠の手縄さばきをじっくりご覧いただけます。