3.55 mi (5.71km) from City Center
プーケットへの旅 – シティガイド
プーケット島はアンダマン海に面するタイ最大の島です。30 を超す白砂のビーチがあり、「アンダマン海の真珠」と呼ばれています。ビーチリゾートやマリンスポーツで有名ですが、それだけではありません。島内には熱帯雨林があり、かつて錫(スズ)の貿易で栄えたプーケット・タウン旧市街の街並みや寺院などは豊かな歴史を感じさせてくれます。
プーケット: 街並みと見どころ
プーケット最大の魅力はどこまでも続く美しいビーチ群です。水温が高く、海水浴やスノーケリングはもちろん、ただ、のんびりと日光浴をするのにも最高です。水辺から少し離れると熱帯性のモクマオウの木が茂り、気持ちの良い木陰を提供しくれます。内陸部は熱帯樹林の丘と石灰岩の崖で構成されています。
プーケットのホテルは島の南西部、パトンやカタといった大型リゾート地区に集中しています。マイカオなど、北部のビーチはより静かで落ち着いた雰囲気です。プーケット・タウンは島の南東部に位置します。
島の北東部にあるカオ・プラ・テオ国立公園には熱帯樹林が広がり、大自然の神秘が体験できます。
コンシェルジュからのおすすめ
● パンガー国立公園は、007 シリーズのロケ地になったことからジェームスボンド島と呼ばれています。海に突き刺さった形の不思議な岩や洞窟をボートで巡るクルーズはいかがでしょう。
● 島の南、カオ・ナッガートの丘の頂上には巨大な大仏像があり、島全体のパノラマが展望できます。
● プーケット・タウンの旧市街には中国とポルトガルの影響を受けた建物が残り、錫(スズ)交易で栄えた歴史を肌で感じることができます。
プーケットのレストラン
プーケットではタイ料理や西洋料理はもちろん、様々なタイプのレストランでお食事が楽しめます。昼は屋台で麺料理、夜はエアコンの効いた洗練されたレストランで高級ワインとグルメデ料理に舌鼓、といったことが簡単にできます。タイ料理はどれも新鮮な素材と香辛料や香味野菜を多用した深い味わいが特徴です。
シーフードも多彩で、ロブスターやカニなどの新鮮な魚介類は、屋外にあるビーチサイド・レストランで提供しています。質の高いレストランが特に集中しているのがパトンです。
地元の味を手軽にいろいろ試したいなら、パトン・ナイトマーケットを訪れてみてください。屋台でお好みの料理が選べます。
プーケット各地の郷土料理ならプーケット・タウンの専門店やマーケットの屋台がおすすめです。
シェフからのおすすめ...
● パッタイ – もやし、タマネギ、卵、ピーナツが入ったナンプラー、チリ風味の 焼きそば。
● カオ・パッ・ガイ – 鶏肉、卵、タマネギ等が入った炒飯。通常、半月型に切ったライムとキュウリの輪切りが添えられます。
● ポーピア – 豚肉、エビ、レタス等が入った揚げ春巻き。杏のディップソースでいただきます。
● カノムジーン・プーケット – ビーフンにカレー、生野菜や漬け物、卵等をのせた地元で人気のプーケット風朝食。
プーケットでのショッピング
衣類や食料品、高級シルクからお土産まで、プーケットのショップやマーケットではありとあらゆるものが販売されています。地元の工芸品で人気があるのが漆器類、陶器、貝殻製品です。マーケットでは値下げ交渉が一般的ですが、シッピングモールや百貨店では正札販売です。
より充実した選択肢をお求めなら、パトンやプーケット・タウンへ出かけることをおすすめします。パトンのジャングセイロンやプーケット・タウンのセントラル・フェスティバル・プーケットなど、ショッピングモールは観光客には買い物しやすい場所です。
プーケットのおすすめナイトマーケット
● プーケット・ウィークエンド・マーケット(ナカ・マーケット) – プーケット島最大のマーケットです。プーケット・タウンのチャオ・ファー・ウエスト通りで土・日の夜に開催。衣類、お土産品、食べ物の屋台が所狭しと並びます。
● ウォーキング・ストリート・マーケット – プーケット・タウンの旧市街地区、タラン通りで日曜日に開催されます。ショップやカフェに改装された中国・ポルトガル様式の建物がライトアップされた通りには食べ物、工芸品、衣類等を売る屋台が並びます。大道芸人も出て賑やかな雰囲気です。
● ロイヤル・パラダイス・ナイトマーケット – 衣類、お土産等を売る屋台が百以上出店するパトン中心部のマーケットです。お買い得品が見つかります。デニム製品を売るマーケットとして始まり、今もジーンズ専門店が多いのが特徴です。
プーケットの文化芸能 & ナイトライフ
おしゃれなカクテルラウンジやナイトクラブ、徹底して遊べるバーや伝統芸能ショーまで、リゾート地ならではの弾けた時間をお過ごしください。なかでも人気のあるのがビーチクラブです。ビーチ沿いにはモダン・レストランを併設したバーが並び、音楽を聴きながら日没のカクテルをお楽しみいただけます。グラスを傾け眺める夕日はプーケットでの最高の思い出となることでしょう。
パトンはプーケット島のナイトライフの中心地です。多数のクラブ、バー、ディスコが軒を並べます。もっとも賑やかで大型店舗が多いのがバングラ ・ロードです。ビーチ・ロード沿いには生演奏が聴ける店がいくつかあります。
プーケットのおすすめビーチクラブ
● Bliss – バンタオ・ビーチにあるファミリー向けのクラブです。大人がDJや生演奏を楽しむ間、安心してお子様を遊ばせることのできるプレイエリアがあります。
● RE KÁ TA – カタ・ビーチにあるトレンディなクラブで、ここで聞く音楽は島一番との評判です。レストランは新鮮な素材を用いた添加物フリーのヘルシーな料理が人気です。
● Xana – バンタオ ・ビーチにあるのんびりした雰囲気のナイトクラブです。白を基調とした落ち着いた店内、海に沈む夕日が眺められる大型のテラスが魅力です。大型プールの中央にはアイランド・バーがあり、夕刻には専属DJ が選りすぐりのサウンドトラックを流してくれます。
プーケットでのレジャー
プーケットではエメラルド色の美しい海を満喫できる様々なマリンスポーツが楽しめます。アウトドアが苦手な方も、ご心配なく。熱帯雨林の散策やプーケット・タウン旧市街地の歴史探訪など、見所は満載です。
ビーチライフとは一味違うプーケットを体験したいなら、カオ・プラ・テオ国立公園へ日帰り旅行はいかがでしょう。トン・サイ滝、バン・パエ滝の豪快な水飛沫で涼をとり、8キロの熱帯樹林トレイルを歩きます。
バン・パエ滝近くには、ペットとして飼われていた猿を野生に戻すギボン・ リハビリテーション・プロジェクト・センターがあります。
プーケット島でのマリンスポーツ
● 水温が高く、透明度が高いプーケット島周辺の海はスキューバ・ダイビングのメッカです。各リゾートでは用具の貸し出しやダイビング・レッスンを提供しており、 スノーケリングならどこのビーチでも簡単にできます。
● カヌーやカヤックもレンタル可能です。体力を温存されたい方は、ジェットスキーやモーターボートを借りられてはいかがでしょう。
● プーケットから45キロ、タイ有数のダイビング・スポットとして知られるピピ島へのクルージングもおすすめです。絵のように美しいトロピカル・ビーチ、そこに面したホテルやリゾートは一生忘れることのできない景色です。