1.53 mi (2.46km) from City Center
パリへの旅行 – シティガイド
パリと聞けば、エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム大聖堂等を思い浮かべる方が多いはず。豊かな食文化や芸術、ショッピング等々、人によって思い浮かべるものは違っても、これらはパリが提供する魅力のほんの一部にすぎません。飛行機で、そして大陸からは列車、英国からは英仏海峡、トンネルを通ってユーロスターで。フランスの首都パリはアクセス至便。ヨーロッパに来たら必ず訪れたい街です。
パリ: 街のレイアウト
パリの街は20の「区」に分かれており、中心から時計回りに螺旋を描くように「1区」、「2区」、「3区」というように番号がつけられています。
パリはセーヌ川を挟んで右岸と左岸に分かれています。パリ左岸とは、5区、6区、7区、13区、14区、15区のことで、この地域はボヘミアンな雰囲気とアート系の住人が多いことで知られています。エッフェル塔やオルセー美術館はこの左岸にあります。
セーヌ右岸には凱旋門からコンコルド広場に続くシャンゼリゼ通りがあります。ルーヴル美術館は、チュイルリー庭園のすぐ先、また、現代美術の聖地、ポンピドゥー・センターはそこからさらに徒歩20分ほどの距離にあります。
パリのトップ・アトラクション
世界で最も知られたランドマークの一つ、エッフェル塔 の展望台からはパリの街が一望できます。エレベーターは3台ありますが、体力に自信のある方は704段の階段を上るのも一興。
エッフェル塔からセーヌ川にそって西に30分ほど歩くとオルセー美術館。元来は鉄道駅舎として建てられた建物で印象派の画家の作品が数多く収蔵されています。パリに居ながらにして田園的な雰囲気を楽しみたいなら、そこから南に徒歩25分ほどのリュクサンブール公園へ。あるいは西に向かってシャンゼリゼ公園へ、ここを抜けるとショッピングで有名なシャンゼリゼ通りです。
様々な建築様式を見学したい方にはゴシック様式のノートルダム大聖堂、ボヘミアンな雰囲気のモンマルトル地区にあるローマ・ビザンチン様式のサクレ・クール寺院、ヴォルテール、ヴィクトル・ユーゴー、マリ・キュリー等が眠る新古典様式のパンテオンがお薦めです。
コンシェルジュからのお薦め…
パリのホテル
地下鉄網が発達しているので、パリのどの地区に泊まっていても有名な見どころやビジネス街には簡単にアクセスできます。
市街中心部、ノートルダム大聖堂近くのホテルなら、ポンピドゥー・センターへは徒歩10分。トレンディーなマレ地区や学生街として知られるカルチェ・ラタンもすぐ近くです。
おしゃれな高級店や洗練されたレストランに近いのがよければセーヌ左岸のサンジェルマン・デプレ地区。モンパルナスにも近く、ピカソやマン・レイ等の芸術家が贔屓にしたカフェでグランクレムが味わえます。
ルーヴル美術館やガルニエ宮等、パリ必見の観光名所に近いオペラ地区にも高級ホテルが多数あります。
無料Wi-Fiが使える手頃な価格の機能的なホテルはパリ東駅やリヨン駅等、交通機関ハブ周辺に集中しています。
ディズニーランド・パリに近く、その他のファミリー向きアクティビティを楽しむなら、郊外の静かな町Noisy-le-Grandのホテルが最適。シャルル・ド・ゴール空港から車で30分です。
パリのレストラン
パリの食文化は世界的に有名。どこに宿泊していても、すぐそばに伝統的なブラッスリーや焼きたてのバゲット、クロワッサンを売るパン屋を見つけることができるはず。
世界各地からの移民はパリのストリート・フードに大きな影響を与えています。その一つがすでに伝説となっているマレ地区のテイクアウトのファラフェル・サンドイッチ。週末には長い行列ができる店もあります。薄切り肉がたっぷりと詰まったギリシャ風のピタパンのサンドイッチ「ギロ」ならサン・ミッシェル地区が有名です。
ブルターニュ風の塩味ガレットをはじめ、有名なクレープ屋さんが集中しているのがモンパルナス。セーヌ左岸のこの地域では日本以外でベスト、といわれるお寿司も楽しめます。
シャンゼリゼ周辺、「黄金の三角地帯」にはロブスター、カキ、キャビア等、高級食材専門の一流レストランが集中しています。
シェフからのお薦め...
パリでのショッピング
シャネル、ディオール、サンローラン...。オートクチュールの世界はファッションのパリの同意語にもなっています。フォブール・サントノレ、サンジェルマン・デプレ、 モンテーニュ通り等を歩くだけで、パリの人々にとって洗練されたライフスタイルとは何かがよくわかるはず。
パリで最も有名な百貨店、ギャラリー・ラファイエットには見ているだけで楽しくなるような品々がいっぱい。ベル・エポック時代を彷彿とさせる建物、2フロアに広がる3,500平方メートルの食料品売り場も見応えがあります。
トレンディーな独立系ブティックなら3区と4区にまたがるマレ地区がお薦めです。ザディグエヴォルテールやIROなど人気のブランド店もこの地区にあります。
衣料品、インテリア、アンティークや骨董品なら週末と月曜日に開かれるサン・トゥアンの蚤の市を覗いてみてはいかがでしょう。2,500のお店が所狭しと軒を並べています。
パリ土産なら...
パリのカルチャー&ナイトライフ
しゃれたバーでクラシックなカクテル、活気あるナイトクラブ、オールナイトのアートイベント。パリの楽しみ方は人それぞれ。
古典芸術の一大中心地パリには、オペラ、バレー、オーケストラを鑑賞するために世界中からファンが集まります。ガルニエ宮オペラハウス、それとは対照的な現代建築のオペラ・バスティーユが有名です。
現代アートがお好みなら、毎年10月の第一土曜日の夜7時から翌朝の7時までパリの各所で開催されるニュイ・ブランシュ(白夜祭)は必見。街のあちこちがインタラクティブなアート展示会場になるだけでなく、コンサートやパフォーマンスも開催されます。
パリにはLe Baron、Chez Régineといった伝説的な高級ナイトクラブがあり、地元有名人に混じってハリウッドのセレブの姿が見られることも。よりカジュアルでリラックスしたナイトスポットならモンマルトルの Social Club等がお薦めです。
パリのカルチャーをスリルに味わう
家族連れで訪れるパリ
街角の公園から子ども向けのミュージアムまで、パリには子ども連れで楽しめるところがたくさんあります。ディズニーランド・パリも車で30分の距離。空港からのシャトルバスも出ています。
ファミリー向けアトラクションはパリの中心部に集中しているため、どこからでもアクセスしやすいです。小さなお子様に最適なのがサンジェルマン・デプレから徒歩で15分のリュクサンブール公園。思いっきり走り回れる遊び場、おもちゃのボートで遊べる噴水池、昔ながらの回転木馬があり、人形劇が観られることもあります。
もう一カ所、お子様と一緒に思いっきり遊べるのがパリ植物園。園内には国立自然史博物館や世界で一番古い動物園の一つ、パリ植物園付属動物園があります。
お子様と一緒にルーヴル美術館はいかがですか? 主要作品を見ながら、秘密を解いてゆく宝探しツアーが開催されています(要予約)。
子どもと一緒にパリ24時間